襲撃
「ここはそこまで広いわけじゃありませんし戦うには向いてないと思います」
「まあ確かにそうだけど」
「そこは考えがあるから」
「そうだったんですか!?」
「余計なことを言ってすいません」
「別にいいわよ」
「意見は出し合わないとね!」
ガチャ
「何処だ?」
「何処に居る?」
「一人は面倒くさいな〜〜」
「探せ」
男が複数の男の声でそういうと男の後ろのドアから複数の仮面を付けた男女が入ってくるとドアを開けて人を探した。
ある一人の仮面の男が勢い良くドアを開け中に入るとそこには黒い空間が広がっており落ちた。
っと思ったら上へ行き上へ行ったかと思うと右へ行き右へ行ったかと思うと左へ行き左に行ったかと思うと入ってきたドアの前に戻ってきた。
「い、嫌だ」
男は扉を掴もうと手を伸ばしあと少しで掴めるというところで再び落ちた。
仮面の男はもはやその時から抜け出すことはできず永遠に歳を取ることはなく死ぬこともなくただただあと少しでドアを掴めそうというところで落ち左右上下に引っ張られることを繰り返すのであった。
「おがしな、どころを見つけました」
仮面の男が開けた扉の中を見つけた他の仮面の男が黒いフードを被った大きな男に報告し他の者の報告で人がいないことを聞いた男はそのおかしな場所へと向かった。




