龍人の国
ハァサァハァハァ
ずっと塔を荷物を持ちながら時に眠り飯食べ登っていると明かりが見えて来た。
「やっと」
「やっと着いたぞ!!!」
セイ達が見た景色はとても神秘的なものだった。
雲が近く薄い幕が空を覆っていて建物は全てとても綺麗だった。
「あるじやどでやすみたい」
「ヨウの言う通りだなまだ明るいけど精神的にも体力的にも疲れた」
「私もです」
「私は大丈夫で、す」
「俺も疲れたし安い宿を探して今日は休もう」
「明日からモンスターを討伐しに行こう」
「あれ考えてみたらこの国に安い宿なんてあるのかなめっちゃ綺麗な建物ばっかだけど」
「ふぅー」
「安い宿があってよかった!」
「いやー」
「宿を探してる時に龍人の人に安い宿を聞いたりしてここに来たけど」
「ほんとに安いな」
「一泊大銅貨2枚」
「なぁなんでこここんな安いんだ?」
「それだけじゃないここに来るまで色々売っていて値段を見たけど全て安かった」
「おそらくなのですがこの国は個人が稼いでるから全てが安いのではないでしょうか?」
「どういうこと?」
「ここに来るまでにあった子供から老人まで全てが私達より格段に強いと思います」
「強者の雰囲気のようなものがビリビリと肌に伝わっているんですよ」
「でも強いってだけで全てが安いってどうゆうこと?」
「子供でも私達より強いとなるとAランクを苦戦せず倒せるだけの力はありそれを国に売ることで国が他の国に素材を売り莫大な金が入り相場より安い報酬を渡すという形だと思います」
「でもそれだと不満が生まれるんじゃないの?」
「ここ以上に楽しく生きていく場所がないから他のところに行く必要がなく金に貪欲な人がいないのかと」
「龍人は戦いが好きで体も丈夫で病気になりにくく」
「なったとしても龍人の国は莫大な財があり何に使っても有り余るほどあり王も家臣も金にそこまで執着がなくおそらく世界一国民のために金を使う国かと思います」
「龍人が求めるのは戦いのみとまで言われるほど戦いを好む種族です」
「あまり国民を外に出さないらしいですか強者と戦いたいからなどの理由だと出れるらしいです」
「すごい国だな」