キョウ達
その男は靴は履かず半裸で髪の毛が長くボサボサ髪で目は隠れ後ろは肩まで伸びていた。
男が現れたのを確認すると仮面の男達は一斉に襲いかかった。
男は一歩足を踏み出した。
そして一番近くにいた二人の仮面の男の首根っこを掴み地面に叩きつけそして円を描くように地面に引きづり遠心力を使い仮面の男二人を浮かし他の仮面男二人に向かい投げた。
そして男によって当てられた仮面の男達はぐったりとして地面に横たわった。
そして残りの仮面の男達には主に首を狙い蹴りや突きを喰らわし倒した。
だが首をやられ何人かが絶命したようで体に変化をもたらす者がいた。
それを見た男は変化が始まった者もしてない者も含め二箇所に投げつけた。
そしてズボンの中から小さな球体を二つ取り出しギュっと握りしめると小さな球体は赤く染まっていき二箇所に集められた男達の場所に投げた。
そして男はキョウのもとへと近づいて行き赤ん坊を抱き上げると赤ん坊は男に何かを語りかけるような素振りを見せた。
男はまるで何を言っているのかを分かっているかのように頷きキョウ達を雑に担ぎ上げると壊れた空間へと向かって行った。
だが仮面の魔術師が見過ごすことはなく怒号を撒き散らしながら男へと向かってきた。




