キョウ達
「コイツは自身が死ぬことによって能力を扱える体に体を作り変えるのですが命令を聞かないし時間制限があるんですよ
「時間制限?」
「はい」
「おっ!」
「そろそろのようですね」
男はそういうと男のいる空間はグニャっと歪み消え空高くの上空で浮遊し現れた。
男が消えてすぐキメラは体の所々から血や膿を噴き出しながら腹を膨らしていった。
「や、やばい!」
「逃げますよ!」
「ユラさんはファウさんを連れてきてください!」
「は、はい!」
キョウは赤ん坊を抱えユラがファウの肩を首に回しコサメはその四人の後ろを着いて行った。
「よし!」
「あの路地に隠れましょう!」
「は、はい!」
キョウ達は路地へ全力で向かった。
何故かその間、赤ん坊は物凄く激しく動いた。
「お願いですからおとなしくしてください」
赤ん坊を鎮めようとしながら急いでいた先頭のキョウはゴツっという音共に見えない何かにぶつかった。
「な、なにが?」
キョウは驚き見えない何かに触れた。
「こ、これは魔法か」
キッとキョウは上空にいる魔術師を睨んだ。
こ、この距離なら。
あ、あれは!
キメラの腹の膨らみが限界に達したようでキメラの腹を突き破るように光線が差しその光線が数を増やしそれが十本ほどになると口や目や鼻や耳からも光線を出し物凄い範囲で爆発した。




