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神の子現在修業中!  作者: メダカ
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次の目的地

ケールには少し小さめなピンク色の宝石が付いた金色のチェーンのネックレスを渡した。


正直一番安かった。


ケールの為にもあまり目立たない物をと思って考えて選んだら結果的に一番安い物になってしまった。


一応買う時に店でそれぞれのアクセサリーに付いている宝石の意味を聞いてきた。


ケールの宝石の意味は努力、発展、向上。


俺はなんだかケールにはこれだと思ったんだ。


「あ、ありがとございます」


「せ、セイ様大切にします」


ケールはそういうとすぐにガーアの後ろに隠れた。


ガーアには幾つかの濃過ぎないほんのりとしたピンク色の宝石が同じ大きさで丸く加工されたブレスレットを渡した。


宝石の意味は慈愛、優しさ、穏やかさ。


まさにピッタリだろ。


「ありがとうございます〜〜」


「セイ様〜〜」


「大切に使わせてもらいます〜〜〜」


「おう!」


オレクには落ち着いた青い色を持つ宝石が金色のリングに付いた指輪を渡した。


宝石の意味は高貴、冷静


正直冷静な判断ができるようになって欲しくて選んだ。


指輪に付いた宝石は、見る角度や光の具合によって見え方が変わるらしくそのことを教えるとオレクは楽しそうに眺めていた。


「ありがとうセイ」


「仕方ないから大切にしてあげるわ!」


「そうしてくれ!」


セイが次のアクセサリーを旅の次元から取り出そうとしている時、オレクは誰にも聞こえない程小さな声で「ありがとう」っと呟き指輪を握りしめていた。

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