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日が暮れ始めた時間でセイは海で魔物狩りやクエストを完了しギルドに来た。
まずセイはクエストを完了の報告と確認をした後、倒してきたモンスターを買取場で売った。
買取の人が騒いだ所為でギルド内がレアモンスターの話で染まった。
その話の中で聞いたのだがあのレアモンスターが指揮していた魔物の名前は突貫魚というらしい。
その名の由来はある時、海に潜って貝類を採取していた若い男性がいたという。
その日は大漁だったという。
男は夢中になって採っていて周りを見えていなかったという。
男がそろそろ浅瀬に戻ろうと考え海面に出ると男は案外遠くまで来てしまっていたらしい。
男は少し急ぎ目に戻るために泳ぎ始めた。
泳ぎ始めすぐに男はズキっという痛みをふくらはぎに感じた。
痛みは段々と痛みが強くなっていきそのうち段々ではなく急激に痛みがひどくなり泳げなくなりバタバタとも出来なくなり海の中に潜り足がどうなっているのか男が確認するとふくらはぎにかなり大きめな穴が開いていた。
男は痛みと焦りと恐怖でジタバタとしながらどうにか浅瀬に行けないかしたらしいが先程のような痛みが体中に走り男が最後に見たのは突っ込む場所が悪かったんだろう胸に魚の魔物が突き刺さっているところだった。




