次の目的地
そこには物凄く小さくなった人間サイズのリヴァイアサンがいた。
見た目は神獣リヴァイアサンに似ているが色が銀色で顔付きも神獣リヴァイアサンよりも交戦的な形相をしていた。
なんか変な感じだ。
今までなってきた融合の中でここまで人間の時とは体の動かし方が違うのは初めてだ。
セイが融合して海へ戻ってすぐ先程向かってきていた魚が目と鼻の先にいた。
<自爆>
セイがスキルを使用するとセイの頭は物凄い威力の爆発を起こした。
その爆発で迫ってきていた全ての魚は死んだ。
セイはというと頭を爆破したことで体を動かせる事ができず海面に浮きながら頭を再生していた。
数分経って。
「うっっ」
頭無くすとこうなるのか。
何も出来ないのはキツイな。
極力頭はやめよう。
先程の自爆を使用した後の注意な点を確認すると再び魚の渦へと向かって行った。
セイが近づいて行くと渦から何十匹をも魚が襲いかかってきた。
少し前。
セイは渦に近づく前に身体強化の魔法を使い大剣を一本を作り口に咥え鎧も作り身につけていた。
そしてすでに目と鼻の先にいる魚をセイは大剣を少しずらすことで魚自ら刃に当たるようにした。
魚は物凄い速さで突っ込んで来ていたのもあって刃先に当たると綺麗に真っ二つになった。




