次の目的地
今回受けたのは海の中にいる魔物の討伐。
セイは海辺を歩いていた。
この辺りでいいかな
ベースは俺、使うのは海神の加護、機械神の加護。
セイは海の中へと入って行った。
<融合>
セイは赤黒い粒子になって四散した。
そして青い粒子と銀色の粒子が現れ赤黒い粒子と融合したかと思うとセイがいた場所に形を成した。
それは目から下は全て機械になっており下半身は人の形でもなければ見た目でもなく見た目と形は魚のそれでまるで人魚の下半身と同じだった。
「あれ?」
「クラクラする」
セイは太陽を眺めた。
太陽を眺めると目が急激に乾いていきすぐに目を逸らしセイはこの体調の原因が太陽であることがわかり海に飛び込んだ。
あの感じ吸血鬼になってからの太陽を浴びてる時の酷い版みたいだ。
セイは物凄い速さで海を泳いだ。
は、速い。
普通の状態で本気で泳いでもこんな早く泳げない。
なのにまだこれで全力じゃないみたいだ。
少し本気で泳いでみるか。
セイはみるみるスピードを上げていった。
魚が増えていき魔物もちらほら見え始めた辺りでセイは止まった。
「ふぅぅぅぅ」
泳ぐの楽しいな。
それに何だかこの体まだまだ早く泳げる方法があるな。
なんとなくだけど分かる。
魔物を見つけて試してみるか。
そしてセイは魔物を探しに泳いだ。




