次は
「なんだかんだ言ったってお教えした色になった十色珊瑚は全て価値が下がっていますが虹色になった十色珊瑚は100倍ぐらい価値が上がるんですよ」
「何でそんなに?」
「虹色の十色珊瑚は現存しているものが無いんですよ」
「無い?」
「はい!無いんですよ」
「もともと一つだけあった虹色の十色珊瑚はもともととあるギャンブル好きの王が周りから止まられながらも十色珊瑚を購入し職人に色を止まらせたら偶々虹色だったという経緯でそれはできその国の財宝となったんです」
「ですが喜んだのも束の間この話が世界に広がると名だたる悪人達がそれを奪いに国に集まったり戦争を仕掛けようとした国もいました」
「何故そんなに?」
「虹色になった十色珊瑚はその王が初めてで今までは視認であると言う事だけは分かっていましたがポンポンと止められる物ではないので実際に虹色で止められたは人はいなかったんですよ」
「結局、虹色の十色珊瑚は悪人や各国が行動を起こす前に一人の元SSランク冒険者だった者が国を半壊させて虹色の十色珊瑚を盗んでいったそうです」
「それからはその虹色の十色珊瑚は行方不明なんですよ」
「そういうことですか」
「まあ、十色珊瑚はこんな感じですね」




