ドワーフの国
ドワーフに1日滞在しみんなで外を見回ってみることになった。
「すげぇぇぇ!!!!」
「セイ!」
「めっちゃ色んな鉱石があるぞ!」
大通りでは、大半が鉱石や道具、装備を売る人たちで埋め尽くされていた。
テンガが地面に布を敷いて鉱石を並べたよぼよぼのドワーフのおじちゃんのところに行き話しかけた。
「これいくら?」
鉱石を指差し聞く
「大銀貨20枚」
「それはこの量だと高すぎないか?」
「仕方ないんだよもう鉱石が回ってこないから最後に仕入れた鉱石を少しずつ高値で売るしか」
「今そんなヤバイの?」
「ヤバイヤバイ」
「このままじゃもう食ってけなくなるぐらい」
「ここ魔法石売ってる?」
「売ってるが高いぞ?」
「いいよ」
「金貨一枚だ」
「ほい!」
「金貨一枚をおじちゃんの手に渡す」
「あ、ありがとうな」
「セイ達次行こうぜ!」
テンガは掌サイズの魔法石を持って次を探しにいった。
みんなで宿に戻ると
ドンッ
っとテンガが勝った鉱石を机にを置く。
「高い!」
「高すぎる!」
「だけどやっぱりこの状況がかなりヤバイっていうことをこの国もわかってるらしい」
「聞いた話だとこの国、あたりの国に高額の討伐クエストを分布したらしい」
「それでやっとAランクパーティーが12組が集まったらしくて今向かってるらしい」
「鉱物ワニが討伐されるまでかなり時間がかかるだろうし一回別の国に行ったほうがいいかもしれない」
「でもどうやって行く気なんだテンガ?」
「また何ヶ月もかけて移動するのか?」
「いや」
「どうやらこの国には龍人との交易が頻繁に行われていて今の手持ちの金貨を全部出せば龍人が調教したグリフォンで龍人の国まで一週間で着くらしいし着いたら金がないから龍人の国にたくさんいる強いモンスターを狩り素材を売って稼げばいい」