ドワーフの国
ミューゼリスタから3ヶ月
キョウの魔力爆発のペナルティーも解けたころ
「お客さんもうすぐ着くよ!」
そういうと大きな門が見えて来る。
門は山に埋まっていた。
門の前まで来ると門番のドワーフに止められ馬車のおじさんが門番の人に話をしているともう一人のドワーフが中にいたセイ達を呼ぶ。
「え〜と皆さんは冒険者ですか? 」
「いえ俺とこのキョウが冒険者で他は違います」
「ではお二人は入国料が安くなります」
「他の方は大銀貨10枚でお二人は大銀貨4枚です」
「は、はい」
セイが袋からお金を出しドワーフに渡す。
「はい確かに」
「ではこれを」
そういうと透明な板を渡された。
「これがあれば1ヶ月滞在可能です」
「1ヶ月経つと粉々に砕けます砕ける前に国から離れていただきます」
「延長したい場合は料金を役所で払っていただければ再び滞在可能日が増えます」
「紛失した場合は再度料金をお支払い願います」
「ではどうぞお通りください」
そう言われ門に入ると岩に囲まれ上の岩がくり抜かれ空が広がっていてた。
「すごいですね」
「そうですよね」
「でもまた入国料が高くなりましたよ」
「確かに高かったですね」
「せっかくキョウとヨウが稼いでくれた金がほとんどすっからかんですよ」
「元は大銀貨3枚だったんですよ」
「でもやっぱり今の状況だとやるしかないのかもしれませんね」
「では私はこれから用事があるので」
「またどこかで!!」
「そういうとおじさんはどこかに去っていった」
「まずは宿を探そうか」
「はい!」
「は、い!」
「おう!」
「うん!」




