武神祭
風の鷹の攻撃はそこまでダメージはなかったがかすり傷を作る程度はダメージがあった。
この風の鷹はある程度上昇してからの急降下の勢いを乗せた突進攻撃でないとあの時ほどの痛みのある攻撃はできないか。
だが特性上かすり傷程度はできる。
ミカヅチが顔を腕で防ぎながら風の鷹の攻撃を受けていると4体のゴーレムが交互に拳や蹴りで攻撃して来た。
ミカヅチは腕で顔を覆うのをやめゴーレムの攻撃を避けるのに専念した。
ゴーレムの攻撃は避けやれなくもないが間髪入れずに攻撃してくるせいで気が休まらない。
いっそのことゴーレム達の攻撃を避けながら上へ登って此処から脱出してみるかな。
ミカヅチは考えをまとめると跳躍しゴーレムの攻撃を軽やかに避けその攻撃を利用し更に跳躍このような感じのことを繰り返しゴーレム達の背よりも高く跳躍しゴーレムがアッパーを繰り出そうとしていたのを見たミカヅチは利用し刀の所まで跳躍しようと考えた。
だが太陽がミカヅチを遮りそれに気づいたミカヅチが上を見ると上から椿を剣を持ち落ちてきた。
これはマズイ!
この挟み撃ちはかなりヤバい!
椿さんの攻撃を防ぐことはできる。
でもゴーレムが……
いやまだ可能性がある方法はある。
いやそれしかないかな。




