武神祭
ミカヅチは地面に打ち付けられ転がり転がり終わると考えた。
何故あのゴリラを斬れなかったのかを。
そして刀を見ると刀はカチカチに凍っていた。
「な!?」
そう椿が考えたのはビーストを作り出す術式に細工を施し近接戦で倒された時、それぞれのビーストの特性にあった罠が発動するというものだった。
「仕方ないか」.
<縮地>
ミカヅチはその場から消えビーストとゴーレムそして椿から1番離れた場所に現れた。
<修羅の腕>
<斬撃強化>
ミカヅチはスキルを使うと素振りを始めた。
一回、二回、三回、四回、五回、六回、七回、八回、九回っとやっていきそれは物凄い風圧を発していたが段階的に風圧は強くなって行きそして十回目刀の氷は弾け割れそれは椿達にも風圧が伝わるほどだった。
罠が発動する前に全部斬ってみるか。
<縮地>
ミカヅチはその場から消えまた突然ビースト達がいる後ろへと現れた。
そして一番近くにいたゴリラを横に真っ二つ斬った。
そして縮地を使い次に近いビーストへと近づくと刀を振おうと上にあげると重さに耐えきれず地面に刀を叩きつけてしまった。
「お、、重い」
ミカヅチが刀がいきなり重くなり驚いていると狙っていた火を纏った猿に蹴りを入れられた。




