武神祭
アイシーが手のひらを前に出しそういうとアイシーの前の地面から風の刃が一本現れ空に上がっていきその後を続々と風の刃が現れ地面から現れた無数の刃はアイシーを囲むように螺旋状になった。
そしてアイシーが手を横に振るうと風の刃の螺旋は広がっていき遂には観客席ギリギリまで広がり全てのボムシャボンを切り裂きマカールまで風の刃は届いたがマーカルは先程のようにバリアやバリアサークルの多重使用で防いでいた。
「へぇー」
このスパイラルウィンドーカッターは攻撃力はほとんどないと言っていいみたいね。
バリアを破壊することもできずただ表面を傷つけるだけ。
おそらく防御しなくてもかすり傷程度でしょうね。
魔法範囲を広げるために魔力を多く注いだのかな?
まあいい。
魔法はもう私を通り過ぎたわけだし次は私から。
「<グラビティー>」
マカールはステッキを短く持ち下にステッキを向けるとアイシーは先程グラビティーを食らった時のように膝から崩れを落ちた。
「<ボックスシールド>」
箱状の結界がアイシーを閉じ込めるように現れた。
「<インパクト>」
マカールは掛け声と共にステッキを一度大きく上げてから下げた。
するとボックスシールドの下面から物凄い衝撃か生じ空高く上がった。




