表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神の子現在修業中!  作者: メダカ
319/497

武神祭

大会を包んだ静寂を切り裂いたのはやはりこの男。


「し、勝者ミカヅチ選手!!!!!!」


「直ちにベル選手を救護室へ!」


長い静寂、だが観客達はやっと男の言葉を理解し大きな歓声を上げた。


大きな歓声が響き聞こえる特別観客席にて。


「ま、まさか」


「あの方が負けた?」


「ベルが負けた?」


「おい!」


「はい!」


「今すぐベル・ラクバードを騎士団長から副騎士団長もしくは一般兵へ降格させる準備をしろ!」


「それと現副団長サルバー・サウザードを一般兵へと降格させろ」


「かしこまりました」


「そのように対応いたします」


「頼んだぞ」


「はい!」


男は駆け足でその場から離れた。


予想外だ。


予想外だ。


ベルが負けていいとしたら勇者様だけだったのに。


まさかどこの誰とも知れんやつに負けるとはそれもこんな大衆の面前で。


クソクソクソ。


ベルにはまだ団長でいてもらいたかったというのに。


いや、そもそも今回騎士団長をこの大会に進めた私が愚かだった。


だがまさか負けるとは思わないだろ。


アイツが、アイツだぞ?


クソクソクソ。


長い廊下。


ああ忙しい忙しい。


これから騎士団全員への説明&説得。


3種類の書類の作成並びに。


アアアア!!!


もう考えたくないよ!!


急すぎるんだよ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ