武神祭
男の合図と共に老若男女達は目につく的に向かって自身の持つ攻撃を仕掛けた。
「芽衣は何ブロック?」
「私は十四ブロック」
「ってことは明後日だね」
「うん!」
「椿は?」
「私は七ブロック」
「じゃあ明日だね」
「選手待合室で戦いが見れるように魔道具を設置するなんて凄いよね」
「どの人が強い人なのか見えるのいいね」
「うん」
それから第一、第二、第三、第四、第五と終わりその日は終わった。
「あの若い魔法使いの女性強かったね」
「そうだね」
「広範囲攻撃を使うところはもっと考えたほうが良かったと思わない?」
「ちょっと無防備すぎた気がする」
「椿、あれ見てなかったの?」
「ん?」
「あれって?」
「あの人やけに壁に近いと思わなかった?」
「あ、確かに」
「それにあの人のいた壁の辺り人が近づかなかったと思わない?」
「多分あの人幻惑魔法を使って辺りの人に自分がいる場所を壁のように見せてたんでしょね」
「よくそこまでわかるわね」
「まあ、、ね」
「次の日の七ブロック」
椿はたくさんの老若男女の中にいた。
「皆さん先程の六ブロックも素晴らしい戦いでしたね」
「これから始まる第七ブロックも素晴らしい戦いを見せてくれるのを期待いたしましょう!」
「では!開始!」




