始まり
<商業神の加護><魔神の加護>が体に適応しました。
<商業神の加護><魔神の加護>が適応した結果本来の能力が0.002%復元しました。
現在の復元率0.002%ステータスに反映します。
名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 人
レベル11
体力 100
魔力 120
筋力 27
俊敏 26
技術 70
器用 60
スキル 鑑定
加護 商業神の加護レベル1 魔神の加護レベル1
称号なし
「の、能力がアップした?」
「ハァー!」
ドン!
ゼロは能力がアップした事を確認すると後ろを振り返りウルフに向かって大きめのウォウターボール放つ。
放ったウォウターボールはウルフを中に入れるとその場で停滞した。
「これで窒息死するはず」
ウルフはいきなり水の中に入ったことを驚きバタバタと動くが動くたびにウルフの酸素は減っていくそれからあまり時間がたたないうちにウルフは動かくなった。
「はぁはぁ」
ゼロは息が上がりながら魔法を解くとパシャと音がしウルフが転げ落ちる。
レベルが1レベル上がりました。
名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 人
レベル12
体力 100→105
魔力 120→124
筋力 27→35
俊敏 26→33
技術 70→74
器用 60→65
スキル 鑑定
加護 商業神の加護レベル1 魔神の加護レベル1
称号なし
「ハァハァ」
「これで小銀1枚」
「この調子で頑張るか」
ゼロはウルフの死体を担ぎながら森の奥へと向かった。
「ウォウターボール!」
パシャ
「これで4匹目少し休んでから行くか」
そういうとゼロは近くにあった木の株に座り手に持ったウルフを4匹地面に置いた。
周りは木の葉が擦れる音と花の香り川の涼しげな音が聴こえてくる。
<草の精霊の加護レベル1><花の精霊の加護レベル1><木の精霊の加護レベル1><風の精霊の加護 レベル1><水の精霊の加護レベル1>を獲得。
<草の精霊の加護レベル1><花の精霊の加護レベル1><木の精霊の加護レベル1>を統合し草木の<自然精霊の加護レベル1>に昇華しました。
名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 人
レベル12
体力 105
魔力 124
筋力 35
俊敏 33
技術 74
器用 65
スキル 鑑定
加護 商業神の加護レベル1 魔神の加護レベル1
草木の精霊レベル1風の精霊1水の精霊レベル1
称号なし
「え?」
「ちょっと休んだだけなのに。」
「まあいいや」
「行くか!」
そういうとゼロはウルフ4匹を担いで商業都市ミューゼリスタに進んで行く。
森を抜け崖を降りると街道が現れた。
歩いていると木々を抜け木々を抜けると周りの景色はガラッと変わった周り一面、黄金色の小麦畑が広がり道の先には大きな城壁が見える。
「おぉ!」
「これが人間が作った建物なのか!」
「美しいな」
門の前まで歩いて行くと門の前には少し古びた槍と装備を使っている門番が二人立っていた。
「あの入ってもいいですか?」
「あぁ、中銀貨一枚だ」
もう一人の門番が腰につけた大きめな巾着から布を出して投げつけてきた。
「うわぁ!」
その血を落としてからいけ水も渡してやるから。
「は、はい」
「ありがとうございます」
ゼロは顔と腕と手に付いた血を少し濡らした布で拭く。
「ありがとうございました」
と門番に水袋と布を渡した。
そしてもう一人の門番に中銀貨1枚を渡す。
「はい確かに」
そういうと門番二人は大きな門に向かい扉を力一杯押すと軋む音とともにゆっくりと扉が開く。
「よし入っていいぞ」
「ありがとうございます 」
人と馬車が行き交う大通りと様々な店遠くには大きな噴水も見える。
「す、すごい」
「あ、あれ?」
「ぎ、ギルドの場所がわからない」
「え、なんでなんで爺ちゃん!?」
こうなったら歩き回って聴きやすそうな人に聞こう!
ゼロは噴水のある場所まで歩いていると周りの店では様々な方法でどうにか値切ろうとする人や親子で楽しげに買い物をする人たちの姿が目に映る。
大きな噴水の近くはとても清々しい空気が満ち満ちている。
「ん〜」
噴水は神界にあったやつが圧倒的に良かったな。
そんな事を考えていると、近くから声が聞こえる。
「ねぇ君」
「なにボーとしてるの?」
「迷子?」
と背が小さくどこかの制服を着ていて両手に包帯を巻いた可愛いより綺麗系の白髪の少女?が話しかけてきた。