理由
アイシーはジョバンに魔石を入れられすぐに体を痙攣させ始め次第に口から出ていた泡が赤色へと変わり目から血の涙を垂れ流し体は至る所がボコボコと膨れ上がった。
「な、なんだこれは!?」
「あ、アイシー!!!」
ジョバンがアイシーに触れようと手を近づけると体は一瞬にして風船のように膨れ上がり体は耐えられなくなったかのように至る所に穴が空き紫色の光が飛び出したかと思うとアイシーは血肉を辺りに撒き散らし爆発した。
血肉は貴族達の服や顔に着きもはやそこにいた物全員が半狂乱となっていた。
ジョバンはまた…。
いやもはや狂気と化していた。
ジョバンはアイシーの爆発に巻き込まれ壁へとぶつかりアイシーを触ろうとした右手は無くなっていた。
ジョバンは右手がなくなっていることアイシーが爆発したことにより涙を大量に垂れ流しながら大きな声でアイシーが爆発した理由を考えていた。
「アイシーが!爆発したのは魔力がいろがSSランクの魔石に耐えられなかったからから??」
「いやいやいやいやいや」
「違う違う違う違う違う違う」
「そ、それを防ぐために魔力回路をぐちゃぐちゃにするSランクの虫型の魔物パラサイトブレイカーを改良して作った魔物を寄生させて耐えれるように作り替え魔石がアイシーの中で拒絶反応を起こさないようにアイシーの体を何度も切り裂き新鮮の血肉を体に入れても拒絶反応が比較的弱い魔石にくっ付けては体内に戻しを繰り返し作った疑似魔石から抽出した血魔力液を魔石に注入してからアイシーの中に入れたんだ」
「ありえない」
「拒絶反応が出るはずがないのに」
「何故!何故何故ナゼなぜ何故?」




