椿とアイシー
「もうみんなはペアを作って準備運動の打ち合いを始めているから2人も始めなさい」
教師に言われると椿とアイシーは置いてある籠のところへと向かい中に入っている木剣を手に取り周りと距離を空け打ち合いを始めた。
二人の打ち合いは仲がいいからこそできる激しいものだった。
二人の木刀がぶつかり合う音は他の人達の木剣のぶつかり合う音よりも激しく音を大きかった。
全員が打ち合いをしていると教師が止めた。
「止め!それまで!」
「それでは次に身体強化と教えた防護魔法を使い本気の打ち合いをしなさい!」
「はい!」っと生徒全員が言うと全員は身体強化と防護魔法を使い打ち合いを始めた。
生徒全員が身体強化と防護魔法を使いながら打ち合いを始めると先までとは比にならない音が響き先程までとは違い体に木刀を当てたりもした。
だが体に当たりそうな攻撃は寸止めのところで何かに阻まれていた。
それからまた少し時間が経つと教師がまた再び「止め!」と言った。
「全員!魔法を解除し木刀を籠に戻してきなさい」
全員が木刀を籠に戻し元の場所に戻った。
「よしでは次に全員、前の教室で教えた魔法を実践してみるぞ」
「では今から私が魔法を実践して見せるしっかりと見ておくように」




