強敵
空高く吹き飛んだウルフ
<魔力爆発>
「強化!」
キョウは空高く跳び上がると
ウルフがいるところまで跳ぶそして思いっきりさらに上へ殴った。
ドンッッッッ
っと音がするとさっきの比にならない衝撃が地面にも響き渡る。
そしてウルフの臓物や血や黒い液体が降ってきた。
キョウが降りてくる。
「セイ様、腕を全魔力で強化しての攻撃うまくいきました」
「さすがキョウ!」
降ってきた黒い液体がキョウにつくとバチバチと黒い液体を弾く
「な、なんでしょう」
「この歯がついている動く液体は?」
「前に教会のガキに付いてたのと一緒だな」
そんな話をしているとウルフが落ちてくる。
ドチャ
ウルフから大量の黒い液体が溢れ出るとウルフの死体を覆うように包み込むともはや黒い液体と同じ見た目のウルフの形をしたものがそこにいた。
それとほぼ同時に周りにいた冒険者と門番が苦しみ出した。
すると苦しみ出した人たちは歯が鋭く伸び目は真っ黒になり爪は鋭く伸び毛も鋭くなり獰猛な獣のようになった。
<鑑定>
名前 なし年齢 18歳性別 オス種族 ???レベル32
体力 5480
魔力 1028
筋力 4059
俊敏 405
技術 250
器用 333
スキル 喰らう者
称号侵食された者
名前 年齢 34歳性別男 種族 ???レベル25
体力 2090
魔力 504
筋力 2680
俊敏 305
技術 150
器用 240
スキル 喰らう者
称号侵食された者
「うっ」
「セイ様!」
セイも苦しみ出した。
そうかセイ様は今神聖力のように悪の力を和らげたり退ける善神寄りの加護が邪神と悪神に上書きされてるから液体を弾けなかったのか。
「うっ」
「おい!」
「何してんだ?」
「テンガ!」
新武器をキョウに試して欲しくて探してたらなんだこれは?