ヨウ達
「ど、どういうことなんだ?」
「どういうことってもう5年経ってるんですよ」
「流石に進化もしますよ」
「ご、5年?」
「どうして疑問形なんですか?」っとヨウは笑ったがセイは混乱していた。
「じゃ、じゃあ」
「この5年でなんか変わったことはあるか?」
「一年前から魔人国とサウザード王国とその同盟国が戦争を始めました」
「未だ戦争の進展はなく停滞状態です」
「他には最近機械国に入ると出てこられないという噂があるくらいですかね」
「そうなのか」
「それにしてもお前かなり流暢に話すようになったんだな」
「最初の進化はあの最初の姿から所々羊の人間の幼女になり幼女の時は最初よりちょっと流暢にはなったんですけどここまでではなくて本当に最近この姿になって流暢になったんですよ」
「そうだったんだな」
「あのな、、ヨウ実は…」
それからセイは自分達に起こったこと、5年経ってるのはおかしいこと自分が今どういう状態であるかということを説明したその間ヨウはずっと無表情で聞いていた。
「そんなことあり得るんですか?」
ヨウがそう言うと部屋が沈黙で染まった。
「だってその聞いた環境で足を欠損した状態で5年間意識のないまま生きていたなんて」
「正直あの環境で生きてる私から言わせてもらうとただの人間があの環境で足を欠損した状態で一日生きてることも無理なのに5年なんて絶対無理よ」
「そもそも魔人でもそんなことができるのかどうか」




