レベル上げ
また別の穴にて。
「セイ様がお前の為に穴を大きく作ってくれたのにそれでもキツようだな」
アタラは少し苦しそうに「ヒヒッッッ」と鳴いた。
2人が穴を下りているとカサカサカサという音が聞こえてきた。
「そろそろね」
穴が途切れると2人の目に写ってきたのは大量の大きなゲジゲジ。
「あれ?」
「こんな多かったっけ?」
「まあいいや」
「見ててあげるから行ってらっしゃい」
そういいアタラのお尻お叩くと「ヒヒッッッ」と鳴いて落ちていった。
「あ…」
渓谷のような穴の下を見てジンはアタラを心配をした。
アタラは落ちて行くなか軽量化と風操作のスキルを使い壁を走った。
そしてアタラは壁を駆け回りゲジゲジを潰してまわった。
たが数が多くアタラは効率を高めるため分身のスキルを使った。
するとアタラが二重に見えアラタからアラタが出てきた。
そして2体になったアタラはゲジゲジを殺してまわった。
だがアラタの分身はゲジゲジの攻撃を少し受けりると風になって消えてしまった。
アタラの分身のスキルはおそらく能力値はほとんどアラタ自身と変わらなさそうだけど耐久力がかなり低そうね。
アラタは何度か分身を作りゲジゲジ達を倒したのだった。




