3人の旅
「なんであんたがセイ様と?」
「セイ様に旅に誘われたんだ」
「へぇー」
「じゃあ私も頼んでみようかしら」
「いいんじゃないか?」
「ただ今お前が離れると2人が眠りに落ち土地の管理ができない状態残りの俺らは分体が管理っていいのだろうか?」
「あの方に怒られないよな?」
「大丈夫じゃないかしら」
「もしも怒られたらごめんなさいすればいいじゃない」
「セイ様に聞いてこよっと!!」
そういうとジンはセイのもとへと向かって行った。
「セイ様!セイ様!」
「私も旅に同行してはいけないでしょうか?」
「う〜ん」
「いいよ」
「そうなると僕が代わりにみんなの土地を管理しておいてあげるよ」
幼い声が響き渡ると嵐は晴れ曇りのない青々しい空が広がった。
セイ達が辺りに気を取られているとセイ達の間に小さな男の子が1人立っていた。
「セイ様!こんにちは!!」
「こ、こんにちは」
「私はフェニックス」
「全ての精霊を統括しております」
「私は基本的には天界の方で色々しているのですが最近この辺りで管理が怪しくなってきていたので見ていたのですがどうやら残りのジンもセイ様について行くようなので私が4つ全てを管理しようと降りてきました」
「いいよね2人とも」
「はい!そうしていただけるならありがたいです」
「では私はこれで」
幼い姿のフェニックスは景色に溶け込むように消えていきフェニックスがいなくなると再び空が曇り竜巻が現れ始めた。




