兆し
セイ様人間は善より悪に染まりやすいです。
どうかおかわりになりませんように...。
「邪神や悪神の加護を手に入れる手段は基本的に一つだけです」
「邪神や悪神の像を小型でも大型でも1つをスキルや魔法を使わず作り作った神に祈りを捧げ邪神か悪神に認められると加護が貰えるます」
「この用紙の絵のように作ってください」
「キョウは二つの絵を渡してきた」
「じゃあ悪神の像を作ろうかな」
そういうとキョウはシスターに木材を貰いセイに渡すとセイは作業を始める。
それから3時間後悪神の像が完成した。
「よしできた!」
「じゃあ祈りを始めるか」
セイは地面に像を置くと手を組み祈りを捧げる。
<悪神の加護レベル1>を獲得。
「よしやったー!」
そうセイは立とうとすると後ろから黒いモヤが現れ言葉を発した。
「寂しいじゃないか〜ゼ〜ロ〜」
そう聞こえたかと思うとセイはまた座り込み悪神の像を削り邪神の像を作り始めた。
「せ、セイ様?」
キョウが近づくと黒い霧に動けなくされる。
「っく動けない!」
<邪神の加護レベル1>を獲得。
「セイ様!セイ様!セイ様!セイ様!」
「ね、寝てたのか?」
悪神邪神の加護の影響を精神に反映します。
「せ、セイ様?」
「大丈夫ですか?」
「あ、ああ」
「大丈夫」
「もう時間も遅いのですが今から少女の所へ行きませんか?」
「1分でも早く彼女を苦しみから解放してあげたいので」
「ああ」
二人は少女が眠っている部屋の前まで行く。
「私はドアの前でお待ちしています」
ガチャ
セイが入ると少女がベッドで寝ている。
セイは少女に近づく。
まさか悪神兄さんの加護をもらったら邪神兄さんまで来て俺の体を操って作らせるなんて思いもしなかったよ。
でも想像以上だまさかどっちもレベル1なのにこうもこの子を殺したい衝動強いなんてこれは危険だ出来るだけレベルを上げずこれが終わったら善神の加護を新たに手に入れるかレベルを上げなきゃ。
ここに長居するのは危険だ早く済ませよう。
<略奪>
セイの右手から黒いもやが現れると手の形に変わり少女に向かって何かを取る動作をし黒いもやは切れた。
「何も起きない?」
ジリリリリリリリィ
っと少女の胸から黒くドロドロとした歯がある液体のような物が出て来ると凄い勢いでジャンプすると壁を食い千切りどこかえ消えて行った。
「一体なんだったんだ?」




