ゴーレム退治
「せっかく切り刻んだ所がまた回復してる」
「めんどくさいな」
「そろそろ限界なんだよ!」
イフリートは先程よりも速いスピードでゴーレムの体を切り刻んだ。
ゴーレムの体が崩れていくが黒い液体が破片たちを集め再びゴーレムになった。
「なんだそりゃ」
「うっっ」
イフリートは何か苦しむように地面に落ち肩の穴から高温の煙を放出した。
イフリートの青白い光は消え元の姿に戻っていった。
「もうダメだこれ以上は」
「ハアハアハアハア」
「うわぁぁ」
イフリートが思わずそう言ってしまったのはゴーレムの背中の円が完成していたからだ。
ゴーレムは完成した円を使おうと思ったが先程のイフリートを思い出したら何かを喋ってから強くなったことを思い出し今のままでは使えないかもしれないと考えた。
そこでゴーレムは辺りを見渡した。
見渡し見つけたのはリザードマンの死体だった。
ゴーレムは死体を爪で掴み口に落とした。
「何をやってるんだ?」
「デデデデデデデデデキキキキタ」
「ア、ア、ア、あ」
「り、理解し、した」
「なんだコイツ」
「感謝する炎」
「進化した私は強くなった」
「最初は今喰ったヤツの形に似たヤツらに寄生していたがあるときハズレを引いた罰に此処に運ばれた寄生していた奴はもたなかった運良かった石のやついたおかげで生きたそしてお前のおかげで更に強くなった」
「感謝だから喰ってやる」




