死
「ん〜」
「説明が出ないな」
「あれ?もう一つある」
「っていうかもう夜か」
「みんな大丈夫かな?」
<身体強化>
<軽量化>
<風操作>
セイは後ろ向きで崖に落ちると熱風がセイの背中を押し上に上がりセイは背中を押してくれる熱風と軽量化で軽くした体で使った身体強化で崖の表面を走った。
走っていると途中でセイを殺した巨大なゴーレムが止まっていた。
「なんだ?」
「これってまさかさっきのゴーレムか」
「一応刺激しないようにしよう」
セイはゴーレムに触れないように上へ上がった。
上がるにつれ他のゴーレムも止まっていた。
「一体何が?」
セイが崖の1番上まで辿り着くとそこには特に被害はないように見えた。
「おい!」
「お前大丈夫か?」
門番のリザードマンはセイを見つけると近寄ってきた。
「どうしてこんな時間まで戻って来なかったんだ」
「ゴーレムとの戦闘の時に攻撃を受けてしまってその時に気絶しちゃってたんだ」
「そうだったのか運が良かったな」
「じゃあ門を開けるな」
「うんお願い」
リザードマンに門のもとまでついて行くと門を開けてくれた。
門の向こうには怪我を負ったリザードマン達が治療を受けていた。
「これは…」
「これはゴーレムの攻撃で傷を負った奴らだ」
「みんなを運べるような建物がないからここで治療をしてるんだ」
「じゃあありがとう」
セイはそう言って門番のリザードマンと離れティオとイフリートを探した。




