兆し
セイとキョウは討伐が完了しギルドに向かう。
いつも通り受付嬢に証拠を渡し報酬を貰い宿に向かう。
今日は寝よう寝て忘れよう2ヶ月たった2ヶ月の子に全て持ってかれたようだ。
いいや違う違う優秀優秀みんな優秀じゃないか.......。
俺は?
そんなことを考えていたらセイは深い眠りについてしまった。
「セイ様!セイ様!」
「朝でございます」
セイは大きなあくびをして起き上がる。
「セイ様今日もギルドに行きますか?」
「うん行く」
セイとキョウはヨウを起こさないように宿から出るとギルドに向かう。
ギルドに着くといつものようにボードでクエストを眺めているとキョウにいきなり話しかけて来る人がいた。
「あのそこの方」
話しかけてきた人は修道服姿の若い女性だった。
「はいなんでしょうか?」
「ああ!」
「やはりあなたはまるで神の使いのような神々しい光を纏ってらっしゃる」
「貴方にお頼みしたい事があるのです、、、」
「実は今、私と暮らしてる子が奇病で苦しんでいるのですが私では神聖力が足りなのか直すどころか更に痛みを与えてしまっているようなのです」
「他の教会に神聖力の高い人を送ってもらえないかお願いしてみたのですがどこも忙しいそうで送れないそうなんです」
「それでダメ元で都市を毎日歩き回り神聖力が高い方がいないか探していたのですがとうとう見つけたのです」
「それが貴方なのです!」
「まさにこれは神の慈悲神に感謝を!」
「どうかあの子を助けていただけないでしょうか?」
キョウがセイの耳元で尋ねる
「セイ様お受けしてもよろしいでしょうか?」
「そして出来れば付いてきてほしいのですが」
「いいよ」
シスターこの方も共に一緒で良いのであればお受けしましょう。
「もちろん大丈夫です!」
「ありがとうございますありがとうございます!」
「では付いてきてください」
シスターについて行っている途中。
セイが小さな声で「ステータス表示!」っという。
「シキ神聖力って何?」
シキはこの2ヶ月でさらなるお助けになるように創造神がセイに渡した少しの常識よりも更に多い常識を与えてくれた。
神聖力とは善神への信仰心が高い人間が強い信仰心で神の加護で授かったスキルの効果を高めると言う物です。
つまり信仰心です。
備考、神が自分の意思で与えた加護は強力なスキルが貰えるが強い信仰心で自動で授かるスキルは回復や補助防御系です。




