イフリートのもとへ
翌日セイはティオに起こされた。
「朝食を取ったら行きましょうか」
「そうですね」
セイは眠たそうに言葉を返した。
そしてセイはティオが持ってきた料理を口に運び食べ終わるとセイは義足を付けティオの家の洗面台を借り顔を洗い歯を磨きセイとティオは家を出た。
そのまま家を出てティオについて行くと門が見えてきた。
門のもとまで着くと門番が立っており門番とティオが話始めた。
「お!ティオじゃないか」
「外に出るのか?」
「そこの男は?」
「見覚えがないな」
「暴風草原から飛ばされてきた人なんだけど欲しい鉱石があるらしくてどうしてもそれを手に入れないと帰れないらしんですよ」
「そうなのか暴風草原にそんな人を飛ばすような竜巻が起きてるのか?」
「まあ注意しておこう」
では気をつけろよ
門番はそういうと2人でゆっくりと門を押し門を開けた。
今までセイが居たのは雲よりも高い所に作られた村だった。
そして門を出てすぐ道が途切れておりセイが下を覗くと下には雲があった。
「え?この崖を降りるの?」
「っていうかイフリートがこういう一番高いとこにいるんじゃないの?」
「イフリート様は高熱石が多くあるあそこの奥にいると思います」
「名前ないんですか場所の」
「あそこは高熱石を取らせていただく時以外行かないので」
「そうなんだ」
「じゃあ捕まってください」




