暴風草原へ
「おーヤバイヤバイヤバイ」
「全員俺に密着しろ!」
セイが言うとサノスもスキルを解除しセイのもとへ行こうとするが当然スキルで前に進んでいたラノスがスキルを解除すれば風に耐れるわけがなく吹き飛んでしまったがシキに掴まれたアシュに掴まれた。
「<天地支配領域>」
セイがスキルを発動すると地面が盛り上がりセイ達を円形の中に閉じ込めた。
「これで竜巻を凌ごう」
竜巻がセイが地面で作ったシェルターに当たると中にいるセイ達には強い風がシェルターに当たる音を物凄い大きな音で聞いていた。
それから竜巻が去ったのを確認して再び進み出した。
そういえば魔物を見ないな。
こんな環境だけあって流石にいないのか?
セイは風がさらに強くなったせいでテンガ達と会話ができないことから様々な事を考えながら進んでいた。
様々な考えを巡らしていると奥に先程の竜巻の何倍も大きな竜巻があることに気づいた。
セイは手を横に広げ止まるように指示し集まるようにも指示した。
<天地支配領域>
セイは先程のようにシェルターを作り竜巻をやり過ごそうとした。
「はぁあれはデカすぎるは」
「それにしても肺が死にそうだったな」
シキ以外が賛同の意を示した。
「少し長そうだなあの大きさだと」
セイ達はあの大きな音を待っていたがセイ達はいくら待ってもあの大きな音が来ないことに疑問を持ち始めていた。