準備
一つ岩が砂から出て来ると次々と様々な大きさの岩が出て来た。
「いないな」
セイ達はその場を離れ魔物を探した。
セイ達が魔物を探しているとゴリゴリゴリという音が全員の耳に入って来た。
音の方向に歩いていくとそこには通常の背中のコブよりも遥かに大きなラクダがサボテンを食べていた。
コブはラクダよりも大きくサボテンを食べる度にコブが少しずつ大きくなっていっているようだ。
「よし殺るか!」
ネロがそういうと全員同意しキョウだけ残り3人でラクダに向かっていった。
ラクダは向かって来るセイ達を見るとサボテンを食べるのをやめセイ達に向かい口を開き水を飛ばして来た。
セイは手に持ったロングソードでラクダの飛ばした水を防ぐが衝撃に耐えられず後ろに軽く飛ばされ尻餅を着いたが勢いが残っていて後ろに一回転した。
ネロとセルはラクダが水を飛ばして来るのを見ると闇渡を使い自分の闇に入った。
「結構威力があるんだな」
ラクダは消えたネロとセルを気にせずセイに向かって水鉄砲のように口から水を出していた。
セイはその水を避け続け少しずつラクダに近づいていた。
ラクダが完全にセイに意識を集中している中ラクダの影からセルが出てきてラクダに噛み付いた。
ラクダは鳴き声をあげ白目を剥き口からは泡を出し倒れた。




