Sランク冒険者の講習
まずテネットと戦ったのは先程テネットに意見した冒険者だった。
その男の冒険者は長剣を武器にテネットと戦った。
結果的にテネットは男の冒険者と少し打ち合いあまり時間が経たないうちにテネットは力任せに木剣で長剣を弾き懐に入り軽く一発木剣を当てた。
そして2人目は短剣使いの女性だった。
テネットと女性は先程の男の冒険者とは違い先ほどよりも長い時間打ち合いをした。
結果、女性は素早くそして多くテネットに攻撃をしたが全てテネットには木剣で受け止められ女性は体力が尽き地面にへたり込んだ。
テネットは残りのセイ達以外の冒険者を男性は最初の男の様に片付け女性の冒険者は二番目にテネットが相手をした女性のように片付けた。
そしてとうとうネロの番が来た。
「じゃあお先に」
ネロはワクワクした子供の様な口調でセイ達にそう言った。
「ん?」
「君武器は?」
「俺はこの牙とこの爪が武器だ!」
「わかった」
「さあ掛かってきな」
テネットはネロに向かって空いた手で挑発をしてそう言った。
テネットはネロの攻撃を先程相手にした冒険者達の様に打ち合おうとしたが一度のネロの攻撃でテネットの持つ木剣が抉れたのを見て大きな後ろに飛び退きネロとの距離を開けた。
「ふむ力強いね君」
「打ち合い続ければ木剣が使い物にならなくなりそうだね」
テネットはそういうと腰を引くし足に力が入り地面が割れ物凄い勢いでネロとの距離を詰めネロもそれに反応して両手の爪で応戦しようとするが一瞬にして木剣で両手の爪を弾かれ懐がガラ空きになりそこに一発当てられた。




