強化小
テンガはヨウに近づきマジックポーチから空無鉱石が埋め込まれたネックレスを渡した。
「ありがとう!」
「これにもなんかまほうかかってるの?」
「ああ掛かってるぞ」
「実はなそれを作るのが一番大変だったぞ」
「キョウは魔力爆発で今魔法使えないしな俺に関しては残り少ない金で魔力ポーションありったけ飲んで腹ぽちゃぽちゃにしながら作ったんだぜ」
「え?ちょ…」
「でなでな今のキョウが魔力爆発を使って一発しか使えない魔法テレポート」
「その魔法をネックレスに閉じ込めるためにほんといったい何十本の魔力ポーションを飲んだんだろうな俺は」
「え?だから何を言っ...」
再びセイがテンガに何か言おうとしたが再びテンガはその言葉を遮り話始める。
「そのネックレスに閉じ込めた魔法はテレポート、もしヨウお前が危険に陥った時2回だけ龍人の国に飛ぶようになってる」
「ということで私は今魔法が使えないので次の上位精霊に会いに行く時私は戦いに参加できません」
「なので少しでも知識があった方がいいと思うので講習には私も行きます」
「なあテン…」
「あーーー」
「腹がまだぽちゃぽちゃするわ」
「部屋で休むわ」
テンガはそういうと凄い勢いで部屋を出た。
「待てテンガ!」
そのテンガをセイも凄い勢いで部屋を出て追った。




