強化小
全員で朝食を取っている時キョウがご飯を食べたら自分の部屋に来て欲しいとみんなに言った。
キョウに頼まれた通り全員がキョウの部屋に集まった。
「じゃあ皆さん」
「これから私とテンガが作った魔道具を配ります」
「じゃあテンガ」
「わかった」
まずテンガはシキに近づきマジックポーチから出したのはエントのもとへ行く最中シキが使った魔対物ライフルという物よりも小さく形も少し違う物だった。
「シキにはこれだ」
「これ、は」
「あの時お前の魔対物ライフルをちょっと見た時いろんな発想が生まれてなキョウの魔法でパーツを作り鉱石を加工しキョウの魔法を鉱石に俺が付与する」
「どうやって玉が発射されるのかわからなかったからまずこの空無鉱石に爆発系の魔法を付与しこの武器の内部に組み込み試しに使ってみた」
「結果、爆発した」
「そう!ただ爆発系の魔法を付与した空無鉱石を組み込んでもパーツがその爆発に耐えられずぶっ壊れる」
「もし俺じゃなく普通の人があれを使えば死んでいただろう!」
「そして俺とキョウは再びパーツを作り爆発系の他にもどうにか理想に近づく様に考え付与できるだけ付与した」
「まず最も弱い爆発系の魔法も耐えられないようだから爆発を弱める魔法に反動を抑える魔法そしてパーツの強度を高める魔法他にももう少し魔法を付与しようとしたが空無はさっき言った三つが限界だった」
「だから内蔵された鉱石以外にも外部にもう一つ空無鉱石を付けることにしたんだ」
「そして完成したそれを試したらどうだ想像通りの連射性に破壊力だった」
「どうだ気に入ったか?」
「まだ使ってないので何とも言えませんが嬉しいで、す」
シキが武器を手に取ると武器は分解されシキに取り込まれた。




