ベヒモスのもとへ
セイ達は時に岩が降ってきたり何度かジャイアントスコーピオンや溶岩マジロに襲われたが無事討伐し宝玉が強く反応するところまで着いた。
「この辺りのはずなんだけど」
「見た感じベヒモスはいないな」
「どこにいるんだ?」
「あ!」
「岩が降って来たぞ」
「あそこの大岩に行こう!」
セイ達は辺りで一際大きな岩の場所まで行き降ってくる岩をやり過ごした。
岩が降ってくるのが収まるとセイ達はこれからどうするかを話し合った。
「とりあえず辺りを手分けして探そう」
「ちょっと探していなかったらとりあえずここに戻ってこよう」
キョウ達は頷き全員が四方八方に分かれベヒモスを探した。
「こちらにはいませんでし、た」
「こっちもいなかったぜ」
「いませんでした」
「俺のところもだ」
セイ達はいくら探してもベヒモスが見つからないことでアンブレラに帰ろうかという話までし始めているといきなり地面の砂が盛り上がり始め大岩も一緒に盛り上がり大岩は盛り上がった砂から落ちすぐそばにあった岩の地面に落ち大きな音を立てた。
盛り上がった砂が全て落ちセイ達が立っていた地面の正体が顔を出した。
それは先程落ちた大岩よりも高くとても幅が広い生き物の背中の上だった。
「う〜ん」
「エントが言ってたゼロ様が来たのかと思ったけど気のせいかな〜」
「また寝るか〜」
それはゆっくりと地面に沈み始めた。
「おい!ちょっと待てベヒモス!」




