ベヒモスのもとへ
セイ達はテンガとシキが虫の息にした溶岩マジロに止めを刺し回復したテンガにマジックポーチに溶岩マジロを入れさせ先程セイが切ろうとした岩にみんなは集まった。
「この岩なんなんだろうな」
「削ってみないか?」
「ですがどのようにして削るのですか?」
「テンガが部分強化魔法を使って砕くってのはどう?」
「やってみるか」
<強化火>
テンガは岩に向かって連打、連打、連打、連打。
表面の岩は削れていき段々と中の方まで削っていくと青色の鉱石が顔を出した。
「これってさもしかして」
「はい恐らくこれは道標の宝玉の媒体となった物でしょう」
「じゃあアンブレラの辺りで岩を削っていた人達の目的はこの鉱石だったってことかな?」
「恐らくそうではないかと」
「これ欲しい」
テンガはそういうと岩の部分を連打、連打、連打、連打!
そしてセイ達は鉱石を手に入れベヒモスのもとへと向かった。
「テンガ新しい鉱石が手に入って良かったな」
「でもさそろそろその鉱石しまってくれないか?」
テンガは鉱石を岩から取り出したあとセイを先頭にベヒモスのもとまで向かっている最中ずっと舐め回すように見たり触りまくったりしていた。
「嫌だ」
「もっと触ったり見たりしていたい」
「後ででもよくないか?」
「俺は我慢は嫌いだ」
「はぁー」




