岩石砂漠
ネロが毒針に近い尻尾の肉を食らっているとブチッっという音が噛んだ場所から響き液体が口の中に広がる。
「ん?なんだ?」
「苦い?」
「うっ」
「体が」
ドンッ
ネオは喰らっていた尻尾に地面に叩きつけられた。
動けない。
ドンッドンッドンッドン
「ネオ!」
セルまだ抗体できないのか?
下界の毒に触れるのは初めてなんだ少しぐらい待て。
いや待てって言われてもよ。
このままだと死ぬかもだぜ。
....まあ頑張ってくれ。
はぁ<闇渡>。
尻尾が再びネロに向かって襲いくるなかネロは尻尾の影に溶け込んでいった。
ネロはどうにか逃げたか。
でもまた1人減った。
俺とキョウで6本の尻尾を相手にするのは流石にキツい。
「オラ!」
「やっぱビビしかはいんねぇ」
テンガが高く跳躍し尻尾の毒針に近い場所を攻撃するが表面にヒビが入るだけだった。
「ヤバ!」
テンガが攻撃した尻尾とは別の尻尾が空中で2本襲い掛かっきた。
テンガは体をしならせ横からくる一本を避け下から串刺しにしようと迫り来る一本をギリギリまで近づき針の横を殴り方向を変え避けた。
「もう一発!」
テンガは下から串刺しにしようとしてきた尻尾に向かって大きく振りかぶり殴った。




