岩石砂漠
セイ達は目の前に落ちていた岩に寄りかかりシキが上を見ていた。
「目が痛い」
「テンガ水!」
セイがそういうとテンガはマジックポーチの中に手を入れ目を瞑りながらゴソゴソと漁り水袋を取りセイのいる辺りに投げた。
セイは痛い目を開け水袋を取り片手の手の平に水を注ぎ片目を水に入れ瞬きしさらに片方の目も水に入れ瞬きをした。
「シキ、ヨウの目をしてやってくれ」
セイは水袋をシキに渡した。
「かしこまりまし、た」
セイが変わりに空を見てシキは自分の片手に水を注ぎヨウの目の近くまで持っていっていた。
そしてヨウが水で目を洗いキョウ、テンガ、ネロの順で目を洗った。
ネロが目を洗い終わると周りからの岩が落ちる音が聞こえなくなった。
「みんな一斉に走れーーー!!!」
セイがそういうとセイも含め全員が寄りかかっていた岩から離れセイが一番前に行き全員が走った。
セイ達はセイを先頭にとにかく走りたびたび岩の襲来に会っていた。
「はぁー」
「めっちゃ疲れたな」
「そうですね」
「結構多い頻度で岩が降ってくるせいで空を注意しながら走らないとですからね」
ドドドドドォォォォ
「次はなんだよーーーーー!」




