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次の目的地
翌日セイ達はお世話になったシリンの元へ行き挨拶をし、シリンに教えてもらった道を突き進んだ。
そしてセイ達は森を突き進み奥に光が見え始め。
森を抜けると眩い光がセイ達を包んだ。
セイ達の目の前に広がったのは森に入った時と大差ない景色が広がっていた。
「ふぅ〜」
「やっと出れた〜」
ヨウとセイがへたり込んだ。
「なぁ1日だけ宿でゴロゴロして美味い飯食べようぜ〜」
セイがそういうとキョウが少し難しい顔した。
「セイ様流石に今日もゴロゴロするのは」
「だよな〜」
「流石に最近寝過ぎてたしな」
「じゃあ旅の道具の買い出しに行くって感じだけでいいかな」
「何もしないよりもいいと思います」
「でもさ返ったら少しぐらい寝ていい?」
キョウは少しため息をつき淡々と言った。
「ダメです」
「荷物を置いたらギルドに行って報酬を受け取りすぐに旅の道具の買い出しです」
「はぁー」
「まあ仕方ないよな」
「出来るだけ早く次の上位精霊に会わないとだしな!」
そういうとセイとヨウは立ち上がり力のない歩きで見えている海ノ国に向かって全員で歩き始めた。




