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次の目的地
目が覚めると見覚えのある天井が広がっていた。
「ここはエルフの村か?」
セイは体を起こし少しボーッとしていた。
「セイ様おはようございます」
「ご気分はいかがですか?」
「ああ居たのか」
「まぁまあまあだな」
「ただ右腕の中のやつがいつも以上に蠢いてる」
「みんなは?」
「今回は私は残り他のみんなは食料を獲りに行きました」
じゃあみんなが来たら話すか。
セイはもし寝たらヨウ達が帰ってきたら起こしてと言い布をかけ再び横になった。
それからセイは腕の違和感で眠れていなかったがその違和感を感じながら起きているのが嫌で目を閉じ何も考えないように右腕を気にしないようにして半分寝ているような起きているような状態になっていた。
そのような状態のセイの鼻に芳しい香りが鼻に入ってきた。
そしてセイの腹が音を立てセイは目を開けた。
「なんだよこの匂い」
「あーー!」.
「あ〜るじがおきてる!」
「ヨウ」
「帰ってきてたのか」
「うん!」
「キョウがりょうりをつくったらおこそうって!」
「そうなのか」
「あるじおきれそう?」
「ああ大丈夫」
セイはふらふらしながらヨウについて行った。




