エントのもとへ
ドンッ
地面にゼロが倒れ中に黒い物を取り込んだ緑色の球体がゆっくりと大樹の元へと向かった。
ゼロ様は痛みで気を失ってしまった。
ゼロ様には申し訳ないが私と一番相性がいいのはあの木で他の木だと消化に時間がかかって、しまう。
もう結構ヤバいです、ね。
緑色の球体は大樹のある場所へと出た。
そこではまだ分体がキョウ達にまだ魔法を教えていた。
「戻れ」
緑色の球体がそういうと木でできた子供の中から小さな緑色の球体が出てきて大きな緑色の球体に取り込まれた。
「みなさんゼロ様は先程私とゼロ様、が進んだ森の奥にいま、す」
「私はもう眠りにつきますので向かい、に行ってくださ、い」
そういうと緑色の球体は大樹の中へ溶け込むように入っていった。
出来るだけ、早く、起きて森の、管理を、再開しなけれ、ば。
エントが大樹の中で眠りについた頃キョウ達は森の中でセイを探していた。
「そっちにいたかヨウ!」
「いない!」
「もうちょい奥か?」
「いらしたぞ!」
「セイ様!セイ様!セイ様!」
「ダメだ」
「起きなさそうだな」
「とりあえずセイ様を運んでエルフの村へ行こう」
「ネオ、セイ様を運んでくれ」
「わかった」




