エントのもとへ
エントがそういうとすこしの沈黙と共に喋り出した。
「ではまずゼロ様は火と嵐」
「キョウ君は炎と水」
「テンガ君は火と風」
「シキ君は土と岩と風」
「ヨウ君は光と水」
「ネロ君とセル君は闇と火と土」
「まあこんな感じです」
「これから私とゼロ様は異物の処理を行います」
「その間皆さんには私が作る分体とともに部分強化魔法の特訓をしていただきます」
巨大な木から緑色の球体の光出てきてキョウ達に近づくと大きな緑色の球体の光から一部が離れた。
「ではゼロ様付いてきてください」
「うん」
「ゼロ様はお仲間から部分強化魔法を教えてもらってください」
「部分強化魔法については分体がしっかりお仲間にお教えしますので」
「わかった」
「それと申し訳ありませんが私はゼロ様の異物を全て取り込むことができません」
「なのでこれからお教えする上位精霊のところへ行っていただきたいのです」
「1人目が火の上位精霊イフリート2人目が風の上位精霊ジン3人目が土の上位精霊ベヒモス」
「この3人には話をつけてあります」
「エントは止まり」
地面に先程のように一部を切り離し切り離した部分が地面に溶けんだ。
「何をしたんだ?」
「すこし待ってください」
光が溶け込んだ地面から小さな宝玉が出てきた。
「これは?」
「それを覗くと先程言った上位精霊の場所が矢印で分かります」
「そして上位精霊に近付けば近付くほどその宝玉は強く反応します」
「私はおそらくゼロ様の異物の一部を取り込めば消化の為に少し眠りにつくと思います」
「早めに先程お教えした上位精霊に会いに行ってください」
「おそらくその異物は時間が経つほど私が一部を取り込んだ意味がなくなると思います」
「ですのでどうか」
「わかった」




