エントのもとへ
「で?」
「エントもうするのか?」
「いいえ」
「ゼロ様と異物を分離するのは最後です」
「ゼロ様のこの下界に降りてからの記憶をすこし見てまだゼロ様がある魔法を知らないようなのでお教えしておこうと思いまして」
「ある魔法?」
「部分強化魔法でございます」
「部分強化魔法?」
「部分強化魔法は10種類の属性で分けられています」
「火は物理攻撃力強化、水は思考速度強化、土は物理攻撃防御強化、風は感知力強化、光は記憶力強化、闇は精神力強化、炎は魔法攻撃力強化、氷は五感強化、岩は魔法攻撃防御強化、嵐は脚力強化このように分かれていて部分強化魔法は名前の通り身体強化のように均等に強化されるものではないです」
「そして人によって属性の適性があり火に適性がある者が火の属性の部分強化魔法を使えば強力な部分強化が出来ますが火に適性が無いものが使ってもそこまで強化されず魔力消費量は変わらないので損をすることになります」
「そしてなぜ皆さんにこの魔法をお教えするかというと例えば身体強化魔法と部分強化魔法をお互い同じ量の魔力消費で使用部分強化魔法で火を使いお互いに力比べをすれば部分強化魔法が勝ちます」
「このように使いどき次第でとても強力な魔法なので教えておこうと思いました」
「では今からあなた方に適した属性を調べお教えします」




