エルフの村
「おぉぉ!」
「すごいなこれは!」
「あまり荒らさないように」
「必要数を綺麗に取っていこう」
「そうですね」
セイとキョウは4、5本採取し着た道を戻った。
「いや〜綺麗だったな」
「そうですね」
「確かにまた見にいきたくなる光景でした」
2人は自由館に着き。
「セイ様何かお召し上がりになられますか?」
「腹も減ってるけど眠いから寝るは」
「かしこまりました」
「おやすみなさいませ」
セイは近くで寝ているヨウ達のように布を体に被せまた眠りについた。
外では一つの芽に緑色の光が周りを漂っていた。
そしてさっきまで少しずつ集まってきていた緑色の光が森から来なくなると芽の周りを漂っていた光が動きを止め芽の中に入ってゆく。
緑色の光が入るほど芽は大きくなり蕾ができるまでに育った。
その植物は周りが暗い中ほんのりと緑色の光を放っていた。
そして夜が明け。
「あるじあるじおきておきて!」
「ん〜」
「なんだよヨウ〜」
「まだ寝させてくれよ」
「そとそとできのうまでなかったふしぎなはながはえてるの!」
「みにいこうよ!」
ヨウがセイの腕を引っ張る。
「わかったわかったから」
セイは嫌々ながらもヨウに頼まれ渋々置き外を見た。




