エルフの村
「もちろんお教えしますとも」
「今から残留している私の魔力で芽を先程私が召喚された場所に出したます」
「そしてその芽に精霊を宿らせ花を咲かせます」
「そして咲いた花の向きをただ進んでください」
「そこに私がいます」
「最後に腕にいる異物のスキルをあまり信用なさらぬように」
目の前が霞んでいく。
「ゼロ様お待ちしています」
「は!」
「はぁはぁはぁ」
「セイ様おはようございます」
「まだ夜なのか?」
「いえ」
「セイ様がお眠りになり一日過ぎました」
「そうなのか」
「俺はずっと寝ていたのか」
「セイ様少し外に出ましょう」
「外では今面白い物が見えてるんですよ」
「じゃあ行ってみようか」
セイとキョウは部屋を出て外を見る。
外では緑色に光る球体がある場所の辺りをうろうろしていた。
緑色の光は物凄い量が浮遊しその光景はまさに絶景であった。
なんであの光散らばるでもなくあの辺りばかりうろうろしてるんだ?
「実は昨日の夜...」
キョウはセイに何が起こりどうやって解決したのかを話した。
「あの女性が上位精霊を召喚したのか」
「そういえばセイ様このすぐ近くに月花の群生地があるそうで採取の許可もあの女性から貰っております」
「今から取りに行きませんか?」
「いいなそれ」
セイとキョウは下に降り森の中に入る。
セイとキョウが森に入って少ししてすぐに月明かりに照らされ美しく咲く月花が視界一面に広がった。




