エルフの村
それからも男は人を助けたり黒い何かと戦ったり物凄く強いモンスターや仲間もさらに増えたりなんだかすごく強い人にも会ったりデカいタコと神獣の激闘を見たりその神獣と喋ったりした。
そしてまた男の目の前に何が通り。
目の前が歪む。
「ここは何処だ」
「森の中で俺は何を?」
「ゼロ様」
「お初にお目にかかります」
「エントと申します」
「お話は地母神様からよく伺っております」
「この度はこのような形でお会いすることになり申し訳ありません」
「今回はたまたまこの辺りに召喚され実際にお会いしたかったのですがあまり長居できる状況ではなかったため私の魔力の残滓を通じて夢の中でお会いすることになりました」
「誠に申し訳ありません」
「一つお伝えしたいことがあります」
「最近機械国の方で何か不審な動きがあるそうなのです」
「ゼロ様はよく旅をされているのでお気をつけいただきたいのです」
「最近私がいる森でも何かあまり良くない物が紛れているのです」
「機械国に行かなくても最近あちらこちらでよくない気が散らばっているのです」
「一つこのまま旅を続けるのならお願いがあるのです」
「私を含め5体いる大精霊の加護をその身に納めていただきたいのです」
「なんで?」
「今あなたの中には異物が混じっているようですね」
「そのままにしておけば完全な神になる時に何が起こるかわかりません」
「だけど俺結構この異物から手に入ったスキル気に入ってるんだけど」
「その場合はあなたのガイドに頼めば一部スキルをそのままに出来るかもしれません」
「とにかく一刻も早くその異物が出すことをオススメします」
「わかった」
「でもお前らがいる場所なんてわからないぞ」




