エルフの村
それは突然だった。
女の周りに緑色の光が辺りの草木や森から溢れ出し女を包んだ。
<上位精霊召喚>
「エント!」
そういうと緑色の光が女の地面に散らばり複雑な魔法陣のようなものができ光が強くなりそこから大きな木が出できた。
そして女が木の上に立っているとふらふらし始めかなりの高さから落ちた。
だが女は魔法陣から出てきた手に平にいた。
周りのエルフそしてキョウ達もそれを見て冷や汗を拭き安心したのであった。
女はそれに優しく地面に置かれそれは姿を見せた。
それは老人の顔をした樹木の巨人であった。
「ふむ」
「このままだと被害を出してしまうな」
巨人は肩まで魔法陣から出ていたが巨人がそういうと巨人は先程女の周りに集まった緑色の光の何十倍もの大きなものとなった。
「でかい」
光は取り憑かれたエルフに向かっていき取り憑かれたエルフがその巨大な光に取り込まれるとエルフから黒いものが滲み出てきた。
エルフから黒いものが出てこなくなると巨大な緑色の光はエルフと攻防戦をしている闇の精霊のいるところに向かっていった。
巨大な緑色の光は残りの闇の精霊を内に取り込み魔法陣へと戻っていった。




