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神の子現在修業中!  作者: メダカ
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始まり

ここは神の国ここには街があり城があり沢山の神々たちが共存しながら暮らしている。


そしてそこに一人の銀髪で赤眼で色白の肌、高身長の神々しい青年がいた。


僕の名前はゼロ


ここに住んでる神の子?みたいなものだ


僕は魂だけでここにきたらしい最初神々から危険とされ消滅させられる運命だったらしい。


だが危険だが悪い物ではなく良い物だからといろいろな説得をしてくれたらしい。 


そのうえ創造神から人の身体を貰い特例として神の国で暮らすことを許された。


でも僕は身体を貰っても感情のない人形のようだったらしい。


そこで創造神は言った。


この世界にいる神たちよこの哀れで美しい魂の子に皆の加護をやってはくれぬかと。


神々たちは、皆頷き神は城に行列をなし一人一人一言祝福の言葉を囁き、加護をくれたらしい。


不思議なことに子供嫌いな神や邪神死神までもが神の国へ赴き加護と一言祝福の言葉を下さった。


だがそこで一つ問題が起きた。


創造神すら想像できなかったことが。


今まで一つのどんな生物にも神々全ての加護を与えたことなどなく結果未完全の神という存在になってしまった。


下界で加護を一番たくさん持つ勇者ですら5人の神の加護しか頂いていない。


結果的にゼロは全ての神に愛されし子になった。


僕は神々を姉と思い兄と思い父と思い母と思い祖父と思い祖母と思っている。


神々は僕を弟や息子や孫と思ってくれている。


神が自らの子を作る方法は二つある。


一つは人間が子を作るときに行うような営み。


二つ目は神の力のごく一部を人間の魂に入れ入れられた人間自らにその神の力を育てさせ時が来た時に神として迎え入れるというもの。


この時に人間に入れた力の持ち主の神がその人間から神になった者の親になる。


そして俺は二つ目にあたる。


ある日、創造神から言われた。


「お前にそろそろ完璧な神になって欲しい」


「これはほとんどの神の願いだ」


「ゼロ、完璧な神になりたくはないか?」


「なりたい!」


「僕もみんなみたいになりたい!」


「それではこれからお前を下界に下ろす」


「下界で生を謳歌してきてくれ」


「それがお前の修行、そしてお前にはたまに試練も与えよう」


「ゼロよステータスと言葉にしてみるが良い」


「ステータス?」


目の前に水色の板が現れた。


名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 神?

レベル不明

体力 測定不能

魔力 測定不能

筋力 測定不能

俊敏 測定不能

技術 測定不能

器用 測定不能

スキル ????

加護 ???

称号???


「なにこれ?」


「それが今のお前のステータス」


「正直私にもお前の底が見えん」


「それに加護と恩恵とスキルが多すぎてステータスボードに映らなくなっているしな」


「だからお前の能力値を平均にまで下げる」


「そしてスキル、加護を一度封印させてもらう」


「称号もお前が許可しない限り他人には見えないようにしよう」


「よし」


「もう一度ステータスと言葉にしてみるがいい」


「ステータス」


名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 人

レベル11

体力 35

魔力 15

筋力 25

俊敏 23

技術 17

器用 40

スキル 鑑定

加護 商業神の加護レベル1

称号なし


「お前はこれからそのステータスで生きていってもらう」


「お前はもともと神々全員に加護を貰っているからお前が普通の生活をしているだけで加護やスキルの封印が解けることもあるだろう」


「緊急事態が起きた時は使いを出す」


「ではお前が生を謳歌した後また会おう」


ゼロは光に包まれる周りには神たちが見送りに来る。


「バイバイ」


そうゼロが言うと周りからは別れの声などが響く。

そして光がゼロの前を覆い尽くすと目の前の景色が変わった。


森の中


身長が少し低くなり目と髪は黒く肌は薄い橙色になったゼロ。


「ここが下界」


「ついさっき爺ちゃんがこの世界の常識と近くの都市の情報を頭に入れてくれた」


「え〜と、北かな」


北へと歩いていると茂みから音がした。


「その姿は醜く緑色の鼻、ケケケケと不気味に笑い手には根本」


<鑑定>


名前 なし 年齢 8歳 性別 オス 種族 ゴブリン

レベル8

体力 24

魔力 0

筋力 12

俊敏 15

技術 10

器用 9

スキル なし

加護 なし

称号 なし


「ゴブリン?」


「ゼロがそう呟くとゴブリンはゼロに気づいた。」


「気づかれた!」


「近づいてくる」


「でもなにも持ってない」


そう考えを巡らせているとゴブリンが襲ってきた。

ドゴっという鈍い音がした。

ゼロは根本で殴られ木に衝突した。


「痛っって〜」


ゼロは立ち上がった。


「ふぅぅぅ」


手の平をゴブリンに向ける。


<インフェルノ>


「あれ?」


手の平からは何も起こらなかった。


「うぅぅん?」


「え!」


「一番弱いインフェルノが撃てないの!」


「どうしよう」


ゴブリンは着々と近づいてくる。


どうしようどうしようどうしようどうしよう、、、

ゼロが混乱していると頭の中から女の人の声が響いた。


「ファイヤーボール!」


<ファイヤーボール>


ゼロがそういうと、手の平から火の玉が放たれた。

ジュワッと音がするとゴブリンは熱さに悶えていると動かなくなった。


「体が重い、こんなの初めてだ」


そういうと地面に膝を付けハアハアと息を切らした。


<魔神の加護レベル1>

<ファイヤーボール> <ウォウターボール>

<サンダーボール>が解放されました。


「脳に直接、何だこれ?」


ステータス


名前 ゼロ 年齢 15歳 性別 男 種族 人

レベル11

体力 35

魔力 15

筋力 25

俊敏 23

技術 17

器用 40

スキル 鑑定

加護 商業神の加護レベル1 魔神の加護レベル1

称号なし


「そうか、さっきの声は姉さんか」


「来て早々助けられちゃたか」


両手の手の平で顔を覆った。

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