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1話 学校に登校(キャラ作成)

朝起きると、目の前に透明なプレートがあり

そのプレートには人形のようなものと設定と映っていた


「設定を開始しますか?」


いきなり、透明なプレートから

女性の声のようなものが聞こえた。

俺が混乱していると


「設定を開始しますか?」


また聞かれた。

これは設定とやらをしなきゃいけないみたいだな

と思い


「設定を開始する」


と言った。

そうすると


「では、まずは性別を決めてください」


女性の声のようなものがまた聞こえた

どうやらこれは、ゲームのキャラクターを作るときのようなものみたいだ

どうせ作るなら、かっこいい長身の男がいいよな

と思ったので一気に設定をした


「性別は男で。身長は180㎝。体は筋肉質で、顔はかっこいい系のやつにしてくれ」


結構現実ではありえないような感じの男を作った。

さて、ここで問題が起きた

髪と目の色どうしようか……

金もいいし銀もいい

青だってクールな感じで良さそうだ……


考えた結果

髪の色は最初の方に出た銀色

目の色は青色にすることにした


「髪の色は銀、も目の色は青で」

「わかりました」


プレートの下の方にこれで決定しますか?と言うボタンのようなものがある

俺は時計を見るとそろそろ学校に行かなきゃいけない時間だったので

ボタンを押してキャラメイクを終わりにした


キャラメイクが終わると


「次はステータスの設定です」


という言葉とともに

今度は変な数字の書いてある板が出てきた


「好きなようにステータスを設定してください」


めんどくさいので全て

1万くらいにしておいた


「これで、キャラ作成を終わります」



やっと、プレートが消えたので

急いで制服に着替え家を出た




駅について、ホームで電車を待っていると

周りにいる同じ学校の制服を着ている人たちが俺の方を見て何かを話している。

今日は高校初日なので、入学式の日なのだが

入学式の日の登校する時に何かを話されるとは思ってなかった

なんだか嫌な気分になってきたので、勇気を出して二人組の近くにいた人に話しかけてみることにした


「ちょっと君たち。俺の方を見て何か話してたみたいだけど、俺に何か用?」


普通に話しかけて聞いてみると

二人組のうちの1人が


「いや、特に用があるってわけじゃないんだけどね。かっこいいねって話をしてたんだよね?友ちゃん」


と言って横のもう1人の女子にも話を振る


「そうだけど……いきなり話振らないでよ響ちゃん!」


この女子の反応を見ると嘘ではないようだ

だが、ここで1つ気になることができた


俺ってかっこよかったっけ?と。

俺はどちらかと言うとブサイクだ

それに、太ってはいないがムキムキでもない

それなのに俺がかっこいいって?

どういう事だ?

もしかして…………あのキャラ作成とかいうやつか?

いや、ありえないだろ。と思いながらも二人組に聞いてみた


「なぁ、1つ聞きたいんだけど。俺の髪と目って何色だ?」


これで、銀と青って答えられたら確定でキャラ作成の通りになっているという事だ


「え?髪と目の色ですか?」

「自分の髪の色もわからないんですか?」


この人大丈夫かな?と言うような目で2人が俺を見てくる


「いや、一応聞いただけだ。それで、何色か教えてくれないか?」

「えっと……髪の色は銀色です」

「目の色は青色ね」


どうやら、顔は作った通りになっているらしい

それじゃぁ、体の方ももしかして筋肉質になっているのか?

ものすごく気になる。前から筋肉質な体に憧れていたんだ。

確認するために上着を脱ぐと

本当に筋肉質な体になっていた


腕は少し硬く、腹は六個に割れていた。

すごいなぁ、と思いながら自分の体を見ていると


「な、なにやってるのよ!」

「あの……ここ駅ですよ?」


と、二人組に言われた。


「あぁ、そう言えばここは駅だったな。すまない」


取り敢えず上着を着ようと思い、上着を着始める


ちょうど上着を着終わると電車が来た。

電車が来ると二人組はすぐに乗り込んで行った。

俺もさっさと乗らなくては、と思い急いで乗った



それから電車の中では周りの人から見られる事はあったが

それ以外はなにもなく無事に学校に到着出来た


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