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ゴンゴンと唸るように大きな音をたてて、青く錆びた機械仕掛けの大きなポンプが作動している。機械で創った生き物を思わせ、人機融合とでも言うべきかそれが四つ見える。

寒い屋外から逃げるように避難してきた。実際は逃げたと言えるだろう。

私の体がすっぽりと収まる手頃な隙間(デッドスペース)を見つけ、そこに足を抱え込んで座り込む。

人を裏切った後はいつも最悪な気分になる。

本当は裏切りたくないのに、自分が火傷つきたくないために、他人を裏切ってしまう。いつからだろうそんな人間になったのは。いつからだろう、嘘で自分を塗り固めてさらに嘘の上乗せをする人間になったのは。

思い出せない。いや思い出したくないだけかもしれない。

……本当は覚えている。あれは幼い頃だった、小学生のときに約束した男の子とのささやかな思い出が裏切られてからだ。

彼は覚えていないかもしれないが、私は覚えている。あの言葉を私の拠り所にして、遠い異国の地でも頑張れた。あの頃の私はあの男の子が好きだった。多分初恋だったんだろう。

屈託なく笑い、いつも塞ぎがちな当時の私をいつも励まして、支えてくれていた。

クラスが一緒になり、引っ越す前の半年近く飼育係を二人で共に過ごし、小さな兎小屋の掃除や、餌やりをしながら、色々なことを語り合って、笑った出来事を今でもまだ鮮明に覚えている。彼と一緒の同じ時間を共有できたことが、凄く嬉しかったのを想い出せる。

でも最後まで私の口から引っ越すことは言えなかった。明日からは皆が待ちに待った夏休みだ。そんな終業日、朝のホームルームで明日イギリスに引っ越すことを先生が教えて、皆に別れの挨拶を告げてからも、彼は何一つ聞いてこなかった。

そして引越しの当日。夏休みのとても蒸暑い一日だった。記録的な台風が過ぎた日で、まだ雨雲の影響が残っているのか、ポツリポツリと小雨が抜け切っていなかった日だ。

その日は朝一番に起きて、引越しのダンボールで埋まっている間を泳ぐようにして駆け抜ける。いつも見ていた子供用のテレビも見ず、両親に学校に行って来ると言い残し、テレビからは最下位の獅子座のおまじない行動はキスです。などと聞こえてきた。パパはけしからん。などとテレビに向かってぼやいている。ママはちょっと今から出かけるの? だったら傘を持っていくのよ。などと話しかけてくる。そんな言葉を後にし、家を飛び出した。

なんとなくだったが、今行けば大好きなあの男の子に会えるような気がした。

だから走って学校に向かった。兎小屋の前に着き辺りを確認する。まだ男の子の姿は見えないそれもそうだ、今日は私達の当番日じゃない。最後に彼に会いたかった。何で男の子に最後の挨拶をしなかったのだろう? なんで男の子は一言も言わずに帰ったのだろう? 私は昨日男の子が話しかけてくるのをずっと待っていた。クラスの皆が交代で休み時間ごとに、お別れのお話しをしてくる。でも皆の興味は私が居なくなることよりも、引っ越す外国のことばかり聞いてくる。誰も心から心配はしてくれない。

……皆大嫌いだ!

そんな一日が終わろうとして、やがて放課後を迎えた。男の子が話しかけてくれるのを心の片隅で期待して、何人かに一緒に帰ろうと誘われたが、先生に引越しのことで呼ばれているからと、男の子に聞こえるように言い訳をつけて一人クラスに残る。

まだ何人かは夏休みの使い方のお喋りに夢中になり残っているが、私は男の子が話しかけてくるのをじっと待ち、一人で普段の席に座って待つ。

彼と私の机の距離は大分離れている。夏休み前にくじで席替えがあって、男の子は真ん中の列で一番後ろの席。私は窓際の前から三番目だった。

椅子に座り窓を背中にして男の子の机を眺める。ここからは見えないが、美術で使う彫刻刀で相合傘が彫られている。私の席に着くときにいつも机を通って確認する。男の子は前から彫ってあったと友達と喋っていて冷やかされていたことを思い出す。誰の名前も書かれていないが、私はいつも授業中考えているように、私の名前と男の子の名前が棒越しで隣り合わせの姿を想像してしまい、思わず笑顔がこぼれる。

そんなことを考えていると、開けっ放しの窓から初夏の風が吹く。台風が接近しているので生温くて、湿気も混じり肌にべとつく。でも今の私にはちょうど良い風だった。

湿気に少しべたつく、この長い黒髪は男の子が長い髪型が好きだと友達と喋っていたのを聞いて、それから伸ばすようになった。

時間が過ぎ、一人二人と居なくなり、やがて教室には私以外誰も居なくなった。

外が青からオレンジ色になりだし、部活に精を出していた音も別れの挨拶に変化した。先生が見回りにきて、遅いから帰るように言われた。彼が来るはずはない。だってクラスで一番にランドセルを背負って帰ったのだから。

彼とはもうこれで一生会えないのだとわかった。

そんなことを考えながら、いつでも自由に開けられるようにと、床下に隠してある鍵を取り出した。先生には内緒で、男の子と一緒に合鍵屋まで行って作った秘密の大事な鍵だ。そんな大事な鍵で錠前を開けて中の様子を覗いてみた。

扉を開けた途端、予想外の出来事に声も出なかった。

床一面に血と羽毛が転がっていて、所々血が付いた羽毛もあった。

そして部屋の真ん中に一羽しか居なかった兎が居た。……いや違う。あれは喰われてしまい既に事切れた兎の残骸だ。よくよく辺りを観察してみると、小屋の裏には何年か前に卒業生から寄贈された、二本あるうちの一本の、小さな、とても小さな、桜の木が根元から強風でなぎ倒され小屋の金網が破れている。

あれはもう命の宿った生き物ではない。ただの肉の塊となった残骸だ。

絶対に子供が考えないことを私は考えていた。

あの年頃なら、普通はそんな考え方はしないだろう。でも当時の私はどこかが狂い始めていた頃だった。

あの兎が居なければ、私は転校することもなかった。

あの兎が居なければ、私は好きなあの男の子と一緒の記憶を共有することもできなかった。

二つの矛盾を抱きながら、憎しみの眼でただの肉の塊となった残骸を見つめる。

そんな時だ。突然あの男の子が現れた。

傘も差さずに走ってきたのか、息が切れて、雨に打たれ体も濡れている。

ああ神様。最後に私の願いがあなたに通じたんですね! 感謝いたします。

普段は神様の事なんか信じたことないくせに、このときばかりは神を信じた。

男の子は最初笑顔で何か言いかけたが、目線を私の下に動かしたときその顔が驚いた表情に変化した。ショックだったのかしばらく何も言わずその場に固まった。私は何か語られることを期待したが、その口が開かれる気配はなかった。そんな態度になんとも形容しがたい気持ちが湧き出した。私は少し意地になり、私も男の子が先に喋るまで、私も喋るもんかと一緒になって黙った。

最初はまた秘密の共有ができたなどと、喜んでいたが、一分たち二分たち、やがて五分が過ぎた。一向に喋る気配のない男の子にイラつき始め、何で一言も喋らないの?

私と一緒に居るのはそんなに嫌なの?

そんな感情が頭の中を支配し始め、イラつきながら男の子の眼を見てやっと理解した。

ああ、そうなのね。泣きたいのを我慢しているんだ。男の子なんだもの!

やっと男の子の感情を理解した。自分と一緒に居るのが嫌なのではなく、泣き感情を爆発させるのが怖かったのだ。無理もないことだと思った。それが普通の感情で、私もそうあるべきだった。でも当時の私にはそれができなかった。

あの肉の塊にはそんな感情がわかなかった。

当時の私はどこかが狂っていた。それはいまも変わらない。

泣くよりも嫌われなくて良かった。それしか考ええていなかった。だから嫌われないように振舞わないと。そう思い声をかけた。

「さいくんはうさぎがすきなの?」

「うん…… すきだったんだ」

声に出して改めて確認した。良かった! 嫌われていなくて! 少し表情が喜んだようにも見えた。一人で勝手に納得して、声に出して飛び跳ね、小屋の中を踊りまわりたかった。でもそんなことはしない。彼が喜びそうなことをしなければ!

「おはかつくろっか」

力なくうなずいている表情に少し心が痛めつけられる。

何なのこの感情は? ……初めての感情。さっきも現れた。

いけないとにかく彼を喜ばせないと! 少しでも喜んでもらわないと!

男の子は兎を大事そうに抱え、裏のまだ倒れていない桜の木に運び込んでいく。シャベルもなく小雨に濡れながら、黙々と手で土を掘り返している。爪が泥で汚れ、爪の隙間に入り込んでいる。その顔は泣いていた。

形容しがたい気持の正体がやっとわかった。

知ってるこの気持ち…… これは…… この感情は嫉妬だ!

まさか兎に嫉妬するなんて! ただの肉片に嫉妬するなんて!

信じられなかった。何で兎なんかに嫉妬するんだろう? 何で兎には泣いてくれて、私には泣いてくれないの? もう会えないんだよ! イギリスって遠い外国に行くんだよ! それなのに何で私のためには泣いてくれないの?

そんな嫉妬心が芽生え、心の中で負の感情が爆発する。

穴掘りが終わり兎を抱えながら掘った穴に埋める。その手は泥土と血の塊で雨に濡れて融けだし、真っ赤に染まっている。

……不潔だ。なんだか無性に不潔に思えた。裏切られた気分だ!

彼が肉片にさよならを言っている。

また逢おうね。絶対に忘れないからね*****。なんて言っている。

私が一番言われたかった言葉なのに! 昨日私が言われたかった言葉なのに! それなのにたかが肉片ごとき負けるなんて!

激しい嫉妬心が心を渦巻いた。負けたくない。だから私は傷つけられた相手に言葉で仕返しをしてあげることに決めた。彼に聞こえないように小声でそっと。

「ないぞうをぶちまけてもういちどしね! だからもうにどと、祭君にはあえないようにしてやる! これがわたしのあいよ! よろこんでね*****」

そう言って肉片の亡骸を力一杯握り潰し辱めた。これで少しは気が晴れた。葬式が終わり不潔な手を水道で洗い流し安心する。一緒に帰る道でも彼は何も言ってくれない。もうすぐ分かれ道がやってくる。そこを過ぎたらもう二度と喋ることができないんだよ! 何で一言も喋らないの? この沈黙は私嫌だよ! でも悲しんでいる彼に私から喋って嫌われたくない。嫌われたくないから話しかけられないんだよ。何でわかってくれないの? そんな想いが通じたのか彼が話しかけてくれた。

「歩ちゃん…… さようなら。てんこうさきでも元気にね」

やった! 話しかけてくれた。やっぱり神様は存在するんだ!

「……うん。さいくんも元気でね。あゆみのことわすれないでね?」

「ぜったいにわすれないよ!」

まだ一番聞きたかった言葉を聞けてない。確かめないと! 口を開き、直接確かめようとする。だが突然何者かに右腕を掴まれた。驚いて振り返るとそこにはパパとママが立っている。探したぞ歩。こんなに泥だらけになっちゃこれから病院に行くのに駄目じゃないか。歩のお友達かい? 最後にお別れできて良かったね。などと呑気なことを言っている。お別れを言ったけどまだ大切なことは聞いていない。パパとママはそんなことお構いなしに、私の小さな体を引きずるようにして運んでいく。

嫌だ! まだ終わってないの!

話す気配のないパパの腕を歯で思い切り噛んだ。痛いと叫び咄嗟に掴んでいた手を離してくれた。差していた傘を放り投げ、私は思い切り走った。

彼はまだ居るだろうか? まだ追いつくのかしら? あんな分かれ方は嫌だ。二度と逢えないのなら後悔はしたくない!

だから全力で走った。

居た! 間に合った。彼の腕を思い切り引っ張る。この気持ちは彼に伝わるだろうか?

驚いた表情で思い切り振り返る。泣いていた。まだあの肉片の死を引きずっていたのだろうか? 再び嫉妬心が湧き上がる。

「あゆみはぜったいわすれれないから、さいくんもわすれないでね!」

私の事を印象に残してもらわないと! 強く残さないと! 体中が濡れ鼠だけどそんなの構うもんか! 彼が振り向いてくれるならば!

「イギリスに行っても、あゆみはさいくんのことをわすれないから。だからいっぱいおてがみかくね。だからさいくんもおてがみちょうだいね」

伝わってくれるかもしれない。これだけ必死にお願いすれば!

「か、かくよ! へんじぜったいにかくよ! だから歩ちゃんもぼくのことをわすれないでね! また会おうね? やくそくだよ」

祭君の目からは涙が溢れてきた。

やった! 伝わった。届いたんだ。お互いの心が通じ合ったんだ!

今度はあの肉片じゃなく、この私のために涙を流してくれたんだ! 私のために! やった! 一番聞きたかった言葉が聞けた! あの肉の塊にやっと勝ったんだ!

約束を確実にするために、裏切られないために、一緒に指きりをして約束を誓い合った。

両親が名前を呼びながら探しているのを二人で見た。

「こんどこそおわかれだね。もうやくそくがあるからぼくはへいきだよ。だからそろそろ歩ちゃんもかえらないと。お父さんとお母さんがしんぱいしているよ」

「うんそろそろかえるね。さいくんの元気がでたみたいでよかった」

これで終わりは何となく嫌だった。確かにお別れもできて念願の言葉も聞くことができた。でもまだそれでも不安だった。だから最後に私が安心できるようにおまじないをすることにした。ちょっと大胆だったが、祭君のほっぺに近寄ってキスをしてしまった。

祭君は驚いていたけれど、私ののほっぺにもキスをしてくれた。

二人は始めてのキスに照れ笑いしていたけれど、おまじないのおかげで元気になれた。

今度こそ本当のお別れだ。私はいつまでもニコニコと笑顔で手を振り、祭君との約束を思いでを確実なものにして、手を振った。何度も何度も振り返ると、祭君は帰らずに手を振り続けてくれた。私はパパに謝った。

「パパのおててをかんでごめんなさい。いたかったでしょう?」

「パパは強いから平気だよ! もう引越しの荷物は運び終わったから、やんちゃな歩の体をきれいにしないとね。これからパパと一緒に銭湯に行って、汚れた服を着替えて病院に行こうか。(あきら)も歩に会いたがっているよ」

「うんそうだね! じゃあお見舞いしないと」

私のせいでもう病院から出てこれない体になった弟。昔は好きだった弟。

昔は一緒に泥だらけになって遊んだ弟。言うことを聞かないので殴ったらすぐに泣く弟。一緒の布団でお昼寝をした弟。おやつの取り合いをした弟。

そんな元気な弟はもう居ない。私のせいで手術しないと治らない体になってしまった。 

そんな弟に会えるのが今日はとても楽しみだった。

いつの間にか雨も上がり、右手をパパが左手をママが握ってくれる。今は嫌いな明に早く会いたくなった。

その日の夜遅く日本を離れた。

約束したあの夏の日からもう何年の月日が流れたのだろうか?

私は何通も手紙を書き、国際便で手紙を送った。時には綴りの間違いで戻ってきたりした。飽きないように季節感を出し、外国の押し花を入れたり、絵を描いたりして色々な工夫をして送った。でも結局祭君からは一通も返事は来なかった。

その時からだ。完全に人を信用しなくなるようになったのは。もう裏切られるのは嫌になった。自分が一方的に押し付けるからいけないのかとも最初は思った。しかし結局人は自分が一番可愛いのだ。だからその場しのぎで平気で嘘をつく。その結果他人を信用できなくなる。その繰り返しだ。人生が嫌になった。

いつしか祭君には手紙を書かなくなった。自分の存在を完全に見失ってしまっていた。

そんなときに突然この不思議な力に出会った。

この力だけは私を裏切らないで居てくれる。願えばどんなことでも叶えてくれた。

時折力の影響で意識が途切れることがある。だが今更それはどうでもいいことだ。

一人にはしなかった。だから私の最後の願いを叶えてもらおう。私の最後のわがままなのだから命がけのわがまま。

……これが願えばこの疲れきった世界が終わるのだから。

「私を裏切らないでねオモイカネ(常世思金神)。あなただけは私の味方よね?」

左手に握り締めた万年筆を顔の前に運び両手で持ちたずねる。オモイカネと呼ばれた万年筆は答えるように青白い光を発し唸った。少し安心できた。

光で気づいたが、右手には揉み合いであの男から思わず奪ってしまい、握り締めていたケース入れを持っていたことに気づいた。

「そういえばこれはあの人の……」

何となく不思議な人だった。どこかで会ったことのあるような不思議な感覚。一つ一つの言葉が心に染み渡るようだった。

「私もどうかしてるわね。思わずあんな行動をとってしまうなんて…… 正面から否定されて逆上してオモイカネあなたで刺すなん……」

彼は救いの手を差し伸べようとしてくれていた。漂流者だから頭の中に侵入でき、私の過去を読み取られた。オモイカネがそれを教えてくれた。でも侵入されたのは初めてのことだったし、他の漂流人はそんなことできなかった。私の名前を知っていたのはそれで納得ができたけれど、でもどこか納得ができない。

何故頭の中を侵入されたときに思わず助けを呼んだのだろう?

あの男は遠い昔の誰かに似ている気がする。助けを求めたくなってしまう。

私はもう一人で夢を叶えると決めたのに……

この力を得て私の夢が叶うと知り、決心した日に。その代償として眠れなくなり、夢を見ることができなくなったあの日に。

そんことを思いながら懐かしい気持ちで、オモイカネと呼んだ万年筆をポケットに仕舞い込み、ケース入れを弄くり始めようとしたときだ。勢いよく扉が開かれ、とても赤い瞳の少女が大声で吼えた。

「大事な落し物を返してもらうぞ。泥棒猫め!」


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