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新・小説の(多分に独断な)書き方講座(脱皮中)  作者: まめ太
第二章 作者というブランド
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第八回 工房主義と顧客主義

 はい、工房主義、工場主義とも言いますね。

 まずは商品を作ってしまって、その良さを認める人に買ってもらおうって戦略を取ることです。

「良いモン作れば売れるんだよ!」ってことです。


 で、顧客主義はユーザー主義とも言います。

 リサーチを主体に、顧客のニーズに合ったモノを作って売ろうって戦略を取ることです。

「欲しがってるモン作れば売れるんだよ!」ってことです。


 両者が対立関係にあるのは一目瞭然ですね。(笑


 読者関係なく自身の書きたいものを書く、というなら前者の戦略を取らねばなりません。

 人気が気になるというなら、後者の戦略を取らねばなりません。


 どっちにしろ、作品のクオリティが最重要なわけですが、それ以外の要素だとPRがあります。

 認知機会を増やす努力。

 ま、本当に優れた作品ならば宣伝などしなくても勝手に口コミで噂が広まりますが、そんな作品は万に一つ程度しか生まれないものだと思います。それ以前にそんなの書けたら即プロ入りしてます。


 口コミをアテにするのはいいですが、口コミは敷居が相当に高いですよ?

 まず、少ない認知機会の中で出会った顧客が、その作品をいたく気に入ってくれなくてはいけません。

 それも、ちょっと気に入った程度じゃない、シンパを名乗るほどのお気に入りにしてくれる事が最低条件となります。そうでなくて、どうして赤の他人の作品など、宣伝しようと思ってくれるというのですか。


 しかし、昨今はどこもPR効果は横並びでライバルに差を付けることが難しいのが現状です。

 宣伝するといっても、そんなの誰だってやってます。ダイレクトメールなど読みもせずにポイでしょ。

 宣伝版などに書きこみをしても、同じように書きこむ人が多すぎて、後続の記事に流されて終わりです。

 ちょっとしたズルの方法もあります、やっちゃ駄目と言われているマルチ投稿などを駆使してでも認知機会を増やそうとする人さえ居ます。

 無駄なことです。効果的な宣伝ではありません。


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